千葉市民会館(千葉市中央区要町)大ホールで3月12日、「千葉市消防音楽隊第1回定期演奏会」が行われる。
1951(昭和26)年に発足し、今年で65周年を迎える千葉市消防音楽隊。普段は消防隊・救急隊・防災の仕事に就いている職員が、市民と消防の「音の架け橋」として消防広報や市内行事を中心に、「ちびっこ防火コンサート」などの演奏活動している
今回はより多くの人に関心を深めてもらおうと、初めて観客を千人規模で収容できる会場で演奏会を開く。ゲストに千葉テレビのキャラクター「キャプテン☆C」を招き、救命の初期動作などのデモンストレーションも行う。
関連企画として、千葉市生涯学習センターでは3月8日、「シェイクアウト訓練コンサート」も開催する。「シェイクアウト訓練」は、地震などの災害が起きた時の対応を学ぶ訓練のこと。今回は、コンサート中に地震が発生したとの設定で、命を守るためにどのような動作や行動を取ればよいかを指導する。
同消防局広報担当者は「小さい子どもから大人までも楽しめる演目を予定する。シェイクアウト訓練コンサートは1時間ほど。たくさんお聞かせできる定期演奏会にもご家族・ご友人と一緒に足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。
開演時間は、定期演奏会=14時、シェイクアウト訓練コンサート=11時。入場無料。要事前申し込み。電話・ファクス・電子メールで千葉市消防局まで。