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千葉市稲毛海浜公園でドローン輸送デモ スマホで注文、市長のもとへ商品が到着

商品を配送するために飛び立つドローン

商品を配送するために飛び立つドローン

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 千葉市の稲毛海浜公園・いなげの浜(千葉市美浜区高浜)で11月22日、ドローンによる荷物輸送のデモンストレーションが行われた。東京圏国家戦略特区会議の「第2回千葉市ドローン宅配等分科会」に併せて、千葉市と関係各社が実施した。

実験で利用されたドローン「天空」

 同会議では「都市部におけるスマホアプリを活用したドローン物流ソリューションの実用化を目指す」を協議。熊谷俊人千葉市長、ドローン研究者の自律制御システム研究所野波健蔵さん、楽天、NTT関係者らが出席した。

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 飛行デモは、同園内の海浜公園プールにいる熊谷市長が「そら楽」アプリから楽天の商品を注文、プール内に届けられるというもの。楽天本社から飛行司令を送信、LTE電波を介し、遠隔操作によりドローンが自動離陸、自律飛行して配送する。今回は、いなげの浜から離陸し高度を約20メートル上げ、700メートル飛行し、市長のもとへ、モバイルバッテリー1個と本1冊が届けられた。

 将来的にドローンを活用した長距離配送を見据え、スマートフォンからの注文がドローンを用いた配送システムへ正常に反映されること、LTEネットワークによる遠隔操作が安定して行われることを確認した。天空(てんくう)と名付けられたドローンは、防滴機能を追加、緊急時に落下スピードを急減速させるパラシュートを搭載、従来に比べ安全性を高め将来の海上飛行や第三者上空を走行することを想定した仕様になっているという。

 熊谷市長は「実現に向けた操作実証実験は意義があった。2019年には市民の皆さんがアプリなどを使って品物を注文して受け取る社会をつくっていきたい」と話す。