ホキ美術館(緑区あすみが丘東)で11月18日から、「第2回ホキ美術館大賞展」が開催される。
第2回ホキ美術館大賞準賞受賞作 後藤勇治「ガスタンクのある風景」2016年
写実絵画専門美術館の同館が主催する40歳以下の作家の写実絵画作品を対象に公募した「第2回ホキ美術館大賞」。同展は今後の活躍が楽しみな若い作家たちの入選作を一堂に展示する。人物、風景、静物画など、個性豊かな16歳~40歳までの作家の作品37点が並ぶ。
創設者保木将夫さんとホキ美術館館長保木博子さんの選出により、大賞は鶴友那さんの「生と死を連想させる水は興味深いモチーフ」とした作品「ながれとどまりうずまききえる」が、準賞は後藤勇治さんの「ガスタンクを画面の大きさに比べてかなり小さく描くことにより、空や木々といった自然に人工物の球体を対比させた」という作品「ガスタンクのある風景」が選ばれた。
会期中、来年2月末までの観覧者の投票により、最も人気が高かった作品が特別賞に選出されるという。
開館時間は10時~17時30分。火曜定休。入館料は、一般=1,800円、高校生・大学生・65歳以上=1,300円、中学生=900円、小学生以下は無料。来年5月15日まで。