イベント「ちばフェアトレードマーケット」が2月5日、千葉市役所(千葉市中央区千葉港)で開催される。
千葉市では現在、フェアトレードタウン認定に向け、フェアトレードの普及に取り組んでいる。当日は、発展途上国の生産者や労働者の生活水準を向上させることを目的した「インターナショナル・フェアトレード(国際産直)」、地場の生産者や産業の活性化を支援する「ローカル・フェアトレード」、障害者が生産する製品やサービスを適正な価格で取引する「チャレンジド・フェアトレード」の3つのフェアトレードに関する商品を販売する。
バングラデシュ産ジュートを使った製品を販売する「PRIYO handicrafts(プリヨハンディクラフツ)」、フェアトレードコーヒーを提供する「軒先珈琲(のきさきコーヒー)」、ベトナム南部のホーチミンを拠点に、現地住民とカカオ農園からチョコレートを販売する「Binon Cacao(ビノンカカオ)」、伝統野菜の「土気(とけ)からし菜」、竹炭パウダー製品を販売する「ファームサポート千葉」などが出店する。日本ファイバーリサイクル連帯協議会は衣類や毛布などの回収を行う。
千葉市国際交流課の寺井隆さんは「ベトナム産カカオを使ったチョコレートの販売は今回が初めて。バレンタインデーも近いので手に取ってもらえたら。作る人贈る人、贈られる人もみんながハッピーになることを願っている」と話す。
開催時間は11時~15時。