千葉市が現在、市民に向けて「千葉開府900年記念ロゴマーク・キャッチコピー」の投票を呼びかけている。
同市によると、千葉のまちとしての歴史は、平安時代に当たる1126年6月1日、桓武平氏である平高望(たいらのたかもち)の子孫、常重(つねしげ)が現在の中央区亥鼻付近に本拠地を移し、「千葉」と名乗ったことから始まったという。
同市の都市アイデンティティ推進課では5月~7月、2026年の開府900年を前に記念事業や千葉市の歴史情報を多くの市民と共有するため、シンボルとなる「ロゴマーク」と「キャッチコピー」を一般募集した。今回、ロゴマーク552点、キャッチコピー858点の応募の中から、一次審査を通過した作品を対象に投票を行い、各1点を正式決定する。
投票対象となるロゴは、千葉氏の家紋、三日月と星一つをあしらった「月星紋」、「900」の文字、甲(かぶと)やカモメをモチーフにしたデザインなど6点。
投票対象となるキャッチコピーは、「千葉開府900年。変わらないもの。変わるもの。」「歴史に学ぶ、未来を創る。900年都市▶千葉」「千の葉に 時を刻んで 900年」「とまらないときめき。千葉開府900年」「いつもアイがまん中に。CHIBA 900年」「千年につなぐ今、900年」の6点。
投票は、ちば電子申請サービスと各区の区民まつりや11月2日の千葉湊大漁まつりなどイベント会場の「千葉開府900年PRブース」で投票を受け付ける。11月21日まで。