宿泊施設「JR東日本ホテルメッツ プレミア 幕張豊砂」(千葉市美浜区浜田2)が4月25日、開業から1カ月を迎えた。
イオンモール幕張新都心エキマエモールから見たJR東日本ホテルメッツ プレミア 幕張豊砂
場所は昨年3月に開業したJR幕張豊砂駅前。11階建てで、客室数は229室(シングル139室、ツイン90室)。ホテルメッツ初のプレミアブランドとして、JR東日本、千葉ステーションビル、日本ホテルが取り組む「幕張豊砂駅前の魅力ある拠点づくりとウォーカブルなまちづくり」の一環として開業した。
総支配人の清宮裕二さんによると、平日はビジネス目的、休日は幕張メッセやZOZOマリンスタジアム、東京ディズニーリゾートの来園者などレジャー目的の利用が多いという。
内装デザインは「UMIKAZE(うみかぜ)」をコンセプトとし、駅からの経路で海風を感じられる空間を創出した。プレミアブランドとして、チェックイン時のアメニティやドリンク、ビジネス向けのパソコン周辺アイテム、滞在時間を楽しんでもらうためのデジタルマガジンやコーヒー、日本の入浴文化に合わせたバスグッズ、良質な睡眠のためのアイテムなど、宿泊の各場面でのサービスを充実させた。セルフチェックイン、非対面で手荷物を預け入れできるセルフクローク、ベビーカーレンタルなどのサービスも用意する。
1階の宿泊者専用ラウンジ「umikaze」では、アサリを使ったクラムチャウダーや、千葉県の郷土料理さんが焼きを含め、約70種類の和洋食メニューをビュッフェ形式で提供する。料金は1,650円。
清宮さんは「幕張豊砂駅を中心に、とよすなうみかぜ広場、イオンモール幕張新都心と連携し、にぎわいの創出やエリア全体の活性化に貢献していきたい。訪れる人に快適な環境を提供することで、自然と人が集まりにぎわいが生まれるような地域の拠点になるホテルを目指している」と話す。