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千葉・センシティでレコードと古書のマルシェ 「裏千葉」エリア文化発信地に

主催者の宝川紘司さんが営む「トレジャーリバーブックカフェ」

主催者の宝川紘司さんが営む「トレジャーリバーブックカフェ」

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 マルシェイベント「RECORD to TOWN(レコードトゥタウン)」が4月27日・28日、センシティ(千葉市中央区新町)で開かれる。

会場のセンシティ(提供=そごう千葉店)

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 「さあ、街でレコードをたのしもう」というコンセプトの下、2023年10月に初回を開催した同イベント。主催は、新町・新田町などの「裏千葉」と呼ばれるエリアの魅力を高める活動を行う「グッドネイバーズプロジェクト」。

 メンバーの「トレジャーリバーブックカフェ」店主の宝川紘司さんは「市とそごう千葉店によるプレイスメイキングプロジェクトに参加し、裏千葉エリアがカルチャーを発信できる場所になればと考え企画した」と話す。「プレイスメイキング」とは、町に人の居場所を作る都市デザインの手法。

 「初回に来場したのは、イベントのことを知って来た人と、知らずに通りかかった人が半分ずつくらい。千葉にこんな面白い空間があるのかと思える空間を作ることで、人はたくさん来てくれると思った」と宝川さん。好評を得たことで2回目の開催を決めた。

 当日は、「ディスクユニオン千葉店」や「ハロハロレコード」などレコード店、「ムーンライト・ブックストア」など古書店が商品を提供し、試聴用にレコードプレーヤーも設置する。各店が子ども向けのワークショップも展開予定。ドーナツショップ「K's Good Doughnuts(ケーズグッドドーナツ)」、おにぎり専門店「しろくまおにぎり」、「Sprout Coffee Stand(スプラウトコーヒースタンド)」などがフードやドリンクを提供する。

 「JR千葉駅は千葉の中心地。そごう千葉店は千葉の住民にとってなくてはならない場所であり、たくさんの思いが詰まった場所だと思う。その先にある裏千葉には、中心部のにぎわいの隙間を埋めるように小さく個性的な店が集まっている。そうした店と人をつなぐ架け橋になるようなイベントにしたい」と宝川さんは話す。

 開催時間は12時~18時。

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