住民参加型アートプロジェクトのための会合「海の上ミーティング」の第1回が3月9日、千葉県立美術館(千葉市中央区中央港1)で開かれる。
7月13日からの開催を予定している千葉県出身のアーティスト五十嵐靖晃さんによる千葉県立美術館開館50周年記念特別展「PROJECT UMINOUE(プロジェクト海の上)五十嵐靖晃 海風」に向けた同会合。
五十嵐さんはこれまで、地域の暮らしと自然をつなげる表現活動を、各地域の人々との協業を通じて展開してきた。今回の特別展は、同美術館が埋め立て地にあることから「かつて海の上である埋立地に新たな文化をつくる」をテーマに行われる。
キックオフミーティングでは、五十嵐さんがこれまで行った住民参加型の作品を紹介し、特別展のコンセプトを披露した。同館によると、今回のミーティングは特別展に向けて地域の人々とのつながりをより強める目的で企画したという。当日は、プロジェクトが目指すもの、プロジェクトを地域の人々と共に作っていく方法を話し合う。
開催時間は14時~16時。当日参加も受け付ける。参加無料。
千葉県立美術館では現在、プロジェクトのボランティアサポーター「海風クルー」を募集している。募集期間は5月20日まで。応募は美術館ホームページ専用フォームで受け付ける。活動期間は5月1日~2025年3月31日。