中央公園（千葉市中央区中央1）付近で8月20日・21日、「千葉開府890年記念第41回千葉の親子三代夏祭り」が開催される。主催は千葉市を美しくする会。

千葉の親子三代夏祭り（過去開催の様子）

　1976年（昭和51年）に千葉開府850年を記念して行われた同祭。「こどもたちに夢を　ふるさとづくり」をテーマに、市民の郷土意識を高める一つの契機として、より多くの市民が参加し、見て、楽しめる祭りを目指している。

　今年は千葉開府890年を記念し、開府の祖である千葉氏に関連したイベントを展開する。会場内に千葉氏コーナーを設け、千葉氏ゆかりの自治体のPRや物産販売会、夜には千葉神社で学生によるプロジェクションマッピングを行う。千葉駅前から中央公園前にかけて、武者たちが練り歩く武者行列では、千葉開府の祖、千葉常胤（つねたね）役に俳優の千葉真一さん、息子の千葉胤正（たねまさ）役に仲本工事さんらをスペシャルゲストに迎える。迫真の「殺陣」演舞も行う。

　見どころは太鼓のリズムにあわせて数千人規模で街を踊り歩く「親子三代千葉おどり」。当日飛び入り参加もでき、一体となって楽しめる内容となっている。このほか、各団体のみこしや山車の渡御（とぎょ）、地域の団体や学校による、和太鼓・よさこい・千葉おどり・エイサー・吹奏楽なども行う。

　前夜祭では、千葉を拠点に活動するダンスパフォーマンスチームによるダンス披露、夕方からは9組のアーティストが集結しステージを盛り上げる。公園内には、「夏祭り屋台広場」を設置し、地元の飲食店や団体がご当地グルメや定番メニューの屋台を出店する。

　開催時間は、20日（前夜祭）＝11時～20時。21日（本祭り）＝13時～20時15分。荒天中止。