千葉ブランド水産物認定書交付式が11月20日、そごう千葉店（千葉市中央区新町）で行われた。

集合写真に収まる認定者

　千葉県は2006（平成18）年、全国に誇る優れた県産水産物を認定する「千葉ブランド水産物認定制度」を創設。「千葉のさかな」のイメージアップと消費拡大を図りPRを行っている。

　本年度は、「新富津漁協江戸前オイスター」「いすみ産船上活〆（いけじめ）サワラ」「銚子港水揚げ骨まで食べられるイワシのやわらか煮」の新規3品目に、有効期限を迎えた再認定品を加えた9品目の認定を行った。

　熊谷俊人知事は「認定品は千葉県が自信を持って県内外、海外にも薦められる品。海産物を取り、良い形で加工し、消費者に届けている事業者は千葉の誇り。漁業にまつわる食生活や食文化も含めて千葉らしさをアピールしていきたい」とあいさつ。交付式会場では、認定品やそれぞれの認定品を使った料理を展示し、熊谷知事も関係者に説明を受けながら試食を行った。

　そごう千葉店では今月26日まで、地下食品フロアで千葉ブランド水産物を使った商品を販売する。「銚子つりきんめ」を1尾使った魯鰻亭（ろまんてい）の「つりきんめ煮付け」（4,860円）、「鋸南町勝山漁協養殖江戸前真鯛（まだい）」を使ったフランス料理店「シェ・ケン」の「真鯛のパイ包み」（1,620円）、「房州産鰹節（かつおぶし）・花かつお」を使ったドンクの総菜パン「かつおのチーズパリパリ」（378円）など。

　営業時間は10時～20時。