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千葉・男子バスケ「アルティーリ千葉」 最多来場者迎え開幕戦を勝利で飾る

開幕戦に多くのファンが集まった観客席(千葉ポートアリーナ)

開幕戦に多くのファンが集まった観客席(千葉ポートアリーナ)

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 男子バスケBリーグのアルティーリ千葉(以下、A千葉)が10月7日、2023-24シーズンの開幕戦をバンビシャス奈良(以下、B奈良)と戦った。会場は千葉ポートアリーナ(千葉市中央区問屋町)。入場者数はクラブ創設以来最多の5,317人。

アリーナを一周して勝利のあいさつをするアルティーリ千葉の選手たち

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 試合前には、神谷俊一千葉市長が「観客席が(チームカラーの)ブラックネイビーで染め上げられた最高の舞台で選手を迎えられてうれしい。市内では、共にクラブを作っていこう、共に戦おうという仲間が増えている。トップリーグに駆け上がるためにこれまで以上の一体感が大切。それができる力が、クラブとファンにはある」とエールを送った。

 今シーズンからA千葉でプレーする前田怜緒選手(元信州ブレイブウォリアーズ)は、「このコートで観客の皆さんの前で初めてプレーできてうれしい。端から端まで走り、オフェンスもディフェンスもアグレッシブにプレーしたい。B1昇格という目標を達成できるように声援をお願いしたい」と話した。

 第1クオーター(以下、Q)を28-13と2桁の得点差で先制し、第3Q終了時には78-54と24得点差でリード。第4QでB奈良が追い上げ点差が縮まるが、流れを渡すことなく95-80で勝利を収めた。

 2020年に創設、2021年にB3リーグに新規参入した同クラブ。初年度でのB2昇格を果たし、昨シーズンにはリーグ東地区優勝のタイトルを獲得したが、プレーオフでB1昇格を逃した。クラブは今シーズンに向けて、前田選手のほか、熊谷尚也選手(元川崎ブレイブサンダース)、アレックス・デイビス選手(元青森ワッツ)、デレク・パードン選手(元ニュージーランド・ブレーカーズ)と新たに契約した。

 両チームは8日も同所で戦う。以後10月中のホームゲームは、10月21日・22日(越谷アルファーズ戦)、10月25日(福島ファイアーボンズ戦)。

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