千葉みなと(千葉市中央区中央港)から海賊船クルーズが出港している。4月15日に千葉中央港旅客船桟橋がオープンし、千葉港めぐり観光船や旅客船の運航が始まった。
同港は千葉県の市川市・船橋市・習志野市・千葉市・市原市・袖ケ浦市と6市にまたがり海岸線延長約133キロに及ぶ日本一港湾区域の広い港。貨物取扱量は全国第 2 位を誇る(2015年度)。
千葉市の湾を約45分かけて巡る同クルーズでは海からの工場見学が中心。船室には絵画を飾るほか、ソファ席やピアノがあるホールもあり海賊船に見立てている。船内に軽快な音楽が流れる中、船長が港に入港する船の紹介や工場の解説を行う。
千葉みなと桟橋オープン記念として5月7日・8日、乗船料が通常料金の半額となる。広報の坂口さとみさんは「千葉港を一望できる。海賊船で海を冒険してほしい」と乗船を呼び掛ける。
開催時間は11時からで、1日5~6回。所要時間は45分間。乗船料は、大人=2,400 円、中高生=2,000円、小学生=1,200円。定員は各200人。