イオンモール幕張新都心グランドモール(千葉市美浜区豊砂)1階で4月16日、絵本原画展「えんとつ町のプペル光る絵本展 ~にしのあきひろ絵本ギャラリー~」の最終日に合わせ、作者・西野亮廣さんのサイン会が開かれた。
発行部数27万部を突破した絵本「えんとつ町のプペル」は、芸人としても活躍する西野亮廣さんが絵・文・監督として手掛け、イラストレーターやディレクター、デザイナーなどが関わり、専門分野を担当する「分業制」という形で、4年半もの歳月をかけて作り上げたというもの。
同展では、同作の原画を特殊なフィルムに印刷し、その裏からLEDで投影、光る絵として見ることができるようにしている。会場ではプペル展グッズ販売のほか、過去の作品の原画も展示していた。
サイン会は2回に分けて行い、300人ほどが列をつくった。写真撮影も可能で、会場には人だかりができた。西野さんの「入場無料で開催したい」という要望から、クラウドファンディングで支援者を募った結果、集まった金額が4,600万円以上、支援者数も6257人に上り、入場は無料となっている。
東京都江戸川区から親子で来場したという中学生、石川康聖(こうせい)くんは「東京の会場に行く機会を逃してしまい今日千葉に来た。サインするときも優しかった。また新しい作品を見て見たい」と笑顔を見せていた。
次の展示会は北海道札幌市での開催を予定する。