亥鼻(いのはな)公園(千葉市中央区亥鼻)で3月30日、「第16回千葉城さくら祭り」が行われる。25日からの開催を予定していたが、桜の開花の遅れが見込まれたため日程を変更した。
会場となる同園は千葉家中興の祖といわれる千葉常胤(つねたね)が居を構えた千葉発祥の地で、通称「いのはな山」や「いのはな台」と呼ばれ、古くから展望や桜の名所として親しまれてきた。園内にはソメイヨシノ約100本が植えられている。
期間中は地元食材などを使った料理を提供する屋台が出店。18時からは、千葉の歴史を伝える城をかたどった郷土博物館のライトアップとともに公園入り口からの通路や階段に設置したちょうちんがともり、千葉城と夜桜のコラボレーションを楽しむことができる。
販売会やイベントも展開。千葉のノリを使ったご当地グルメ「千葉のりロール焼きそば」「千葉のりロール焼き肉」、地元産の素材を活用した特産品「土気からし菜」や千葉の地酒等を販売。伝統芸能のライブ、大道芸人によるパフォーマンスも企画する。博物館駐車場には、キッズパークを開設し、千葉氏歴史クイズツアーや懐かしのおもちゃをそろえた「昔のあそびコーナー」などを用意する。
開催時間は12時~21時。イベントは荒天中止。4月9日まで。