学ぶ・知る

千葉大生3人がITコンテストで受賞 東京大学で表彰式

表彰式で目録を受け取る3人(写真提供=ギブリー)

表彰式で目録を受け取る3人(写真提供=ギブリー)

  • 0

  •  

 全国の学生を対象としたITコンテスト「JPHACKS (ジャパンハックス)」の表彰イベントが11月19日、東京大学で開催され、千葉大学の学生3人から成るチームがDMM.com Labo賞を獲得した。

JPHACKS 2016 AwardDay

[広告]

 同イベントは、国内企業の協賛を受けながら全国の大学や行政が共同で開催しているITコンテスト。3回目を迎える今年は300人弱の学生が参加し、オリジナルのアプリなどを開発した。

 千葉大学大学院デザイン科学専攻の修士1年生の小林夏美さん、伊藤槙紀さん、大川原良秋さんの3人は、カクテルなどの飲み物作りをサポートする「MixOn」を開発。約20社の協賛企業が独自基準で選出する企業賞の一つである、同賞を獲得した。受賞チームは、DMM.com社が運営するものづくりのためのコワーキングスペース「DMM.make AKIBA」で、3カ月の継続開発支援プログラムを受けることができる。

 同製品は、コースター型のデバイスとスマートフォンアプリから構成される。作りたい飲み物をアプリから選び、コースターの上にグラスを乗せると、何を注げばいいか表示される。注いだ材料が適量になると、コースターが発光。次に注ぐ材料が表示される。アプリとコースター2種類のナビゲーションにより、材料・分量を間違えずに飲み物を作れるという。

 表彰式後、大川原さんは「全員がデザイン専攻なので、開発はとても苦労した。それでも企業賞がもらえて、同世代の学生エンジニアと知り合うこともでき、参加してよかったと思う」と笑顔を見せた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース