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千葉ポートタワーで「埋立地シンポジウム」 埋立地の文化を発信

前回開催の様子(写真提供=ちば文化センター)

前回開催の様子(写真提供=ちば文化センター)

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 「第4回 埋立地シンポジウム」が8月24日、千葉ポートタワーで行われる。

埋立地について語る登壇者(写真提供=ちば文化センター)

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 千葉県が行う産業の工場化によって東京湾が埋め立てられ、千葉市の面積の8分の1が埋立地にあたる。「埋立地」の歴史を軸に、埋立地に関する雑誌の制作や地域活性化に取り組む市民団体「ちば文化センター」が主催。ゲストスピーカーを招き、千葉の埋立地について考える。

 ゲストは、埋立地出身者や工場地帯の紹介など海浜地区にゆかりのある人。テーマは、第1部「思索(スペキュレイティブ)は埋立地の未来を描くのか?」、第2部「さがそう、われらの生活遺産」、第3部「再び始まる埋め立て。その先に見える千葉港の景色とは」。

 ちば文化センター長神作光孝さんは「埋立地の歴史はまだ短く、何もないと思われがちだが、約60年積み重ねてきたものがある。ここで育った自分達世代が未来志向の新しい埋立地の文化を作っていこうと思いシンポジウムを開いている」と話す。今回で4度目になる「埋立地シンポジウム」について、「埋立初期から入居されてる人や最近引っ越して来た人、広い世代の人に来てもらいたい。この機会に埋立地について知ってもらえたら」とも。

 開催時間は15時45分~18時30分。入場料は、第1部・2部=無料、第3部=大人・420円、小中学生・200円。

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