
千葉県立美術館(千葉市中央区中央港1)で現在、企画展「コレクション・ハイライト」が開かれている。
同館の約2900点に及ぶ収蔵作品から、貝塚健館長が選んだ作品41点を、7つのセクションに分けて紹介する同展。作品の創造と鑑賞の魅力を伝える目的で企画した。
セクションは、鳥をモチーフにした作品を集めた「鳩香炉と美術館」、羊を描いた作品から成る「県美の三大ヒツジ」、印西市出身の工芸家である香取秀真(ほつま)と作品を紹介する「香取秀真のそうぞう力」、家族や友人などを描いた作品による「大切な人」、千葉県の海と山を描いた浅井忠、ジョルジュ・ビゴーなどの作品を紹介する「海のくらし、山のくらし」、作品のさまざまな楽しみ方を提案する「密かな楽しみ」、石の彫刻作品9点を紹介する「ゴロゴロ、木村賢太郎」の7つ。
期間中、貝塚館長や学芸員が展示内容や作品を解説するトークショーも開催する。6月24日に開く館長によるスライドトークの会場である休憩室では、自家焙煎(ばいせん)のコーヒーを提供する「軒先珈琲(コーヒー)」が出店する。スライドトークの開催時間は14時~15時。先着順。
開館時間は9時~16時30分。月曜休館。入館料は、6月29日まで=大人500円・大学生以下250円、7月1日~13日=同300円・同150円。7月13日まで。