
社会課題を解決するアイデアコンテスト「SDGs QUEST(クエスト) みらい甲子園千葉県大会」のファイナルセレモニーが3月20日、そごう千葉店(千葉市中央区新町)で行われた。
「SDGs QUEST みらい甲子園」は、地球が直面する課題について高校生が探求し、発表する大会。気候変動、生態系、水、資源問題などの環境問題、世界や日本の地域社会が抱える貧困、食料問題、格差社会やエシカル消費などSDGsの開発目標をテーマとする。2020年8月の第1回は北海道大会と関西エリア大会が行われ、年々開催地を増やしてきた。
千葉県大会は昨年、県内の大学や企業で組織する実行委員会主催で初開催した。共催するベイエフエムによると、今年は昨年の43チームを大きく上回る144チームからの応募があったという。ファイナルセレモニーには、1次審査を通過したファイナリスト12チームが参加し、最優秀賞など各賞の授賞式のほか、参加する高校生同士の交流の場としてワークショップも行った。
受賞したのは、渋谷幕張高校 & 昭和秀英高校(SDGs QUESTアクションアイデア最優秀賞)、県立大原高校(同優秀賞)、安房拓心高校(JAグループ千葉賞)、千葉商科大付属高校(トヨタ勝又グループ賞)、麗澤高校通信制課程(そごう千葉店賞)、県立小金高校(千葉銀行賞)。