
コーヒーなどを販売するイベント「コーヒー&ブックスタンド」が3月14日~16日、千葉都市モノレール千葉駅(千葉市中央区新千葉1)で開かれる。
一般社団法人「千葉市国際コーヒーの日推進協会」が月に1、2回開催している同イベントは、今回が3回目。千葉都市モノレール千葉駅改札ミスタードーナツ前催事スペースで、フェアトレードコーヒーや菓子のほか、イベントに関連するテーマの古書などを販売する。
同団体は、市内でのコーヒー文化の普及、毎年10月1日の開催を予定する「千葉市国際コーヒーの日」関連イベントの企画・運営を目的に設立された。イベントを通し、コーヒー豆の持続可能な生産を実現するフェアトレードの啓発活動も行う。
代表の佐藤紘孝さんは「世界中の国やそこで暮らす人々に、自分がどのように関わり貢献できるかを市民が考えるイベントとして続けていければ」と話す。
千葉市国際交流課によると市では現在、再来年度のフェアトレードタウン認定に向けて普及・啓発に取り組んでいる。同課の寺井隆さんは「コーヒーは多くの人にとって親しみやすく、フェアトレードを『自分事』として捉えやすい。低賃金、児童労働、環境破壊といったコーヒー生産地の抱える課題を知り、コーヒーを通じた『身近な選択』がより良い社会につながることを市民に伝えるため、イベントなどの活動に期待している」と話す。