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千葉神社で「妙見大祭」 平安時代に始まり今年で898回目

もまれるみこし(昨年の様子)

もまれるみこし(昨年の様子)

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 千葉神社(千葉市中央区院内1)で8月16日、「妙見大祭(みょうけんたいさい)」が始まる。

千葉神社

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 同祭は、同神社に祭られている北極星・北斗七星の神様「北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう、通称「妙見様」)」の願かけの祭り。平安時代の1127年に始まり一度も休まず行われてきた神事で、今年で898回目を数える。北斗七星の七つ星にちなんで7日間行われ、この期間は「何か一言願をかければ、その願いは必ず達成される」という言い伝えが残る。

 16日は12時55分ごろ、同神社からみこしと山車が出て、千葉市民会館、栄町通り、千葉銀座通りなどを巡行。みこしは19時ごろ、亥鼻山(いのはなやま)の麓に到着し、神職・巫女(みこ)と共に御仮屋(おかりや)に1週間とどまる。

 22日は14時に御仮屋を出発し、千葉市美術館、若葉郵便局前や吾妻通り、妙見通りを経て初日と違うルートを巡った後、19時に境内に戻り、「宮入り」となる。その後、天井が特別に高く造られ社殿内でみこしをもむ「昇殿勇め(しょうでんいさめ)」を行う。中に入ることはできないが、社殿外より見ることはできる。

 境内では祭りの時期にのみ、「ねがい鳥・かない鳥」のお守りや担ぎ手が首から提げる祭りの名が入った「豆札」などを用意。神前とみこしに供えられていた稲穂は23日13時から頒布する。

 祭りのスケジュールは、千葉神社のホームページで確認できる。

※8月16日のタイムスケジュールは台風7号の接近により変更となりました。(8月15日発表)

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