「SDGs QUEST(クエスト) みらい甲子園 千葉県大会ファイナルセレモニー」が3月20日、そごう千葉店(千葉市中央区新町)で行われる。
「SDGs QUEST みらい甲子園」は、地球が直面する課題について高校生が探求し、発表する大会。気候変動、生態系、水、資源問題などの環境問題、世界や日本の地域社会が抱える貧困、食料問題、格差社会やエシカル消費などSDGsの開発目標をテーマとする。2020年8月の第1回は「北海道大会」「関西エリア大会」の2エリアで行われ、年々開催地を増やしてきた。
今回が初開催となった千葉県大会は、今年1月に1次審査が、2月に最終審査が、それぞれ行われた。ファイナリストに選ばれた12チームが探求内容を発表する。発表後、「SDGs QUESTアクションアイデア最優秀賞」ほか各賞を表彰する。
当日は、12チームのメンバーを混合させた6チームが千葉県の課題を解決するアイデアを出し合うワークショップの実施、熊谷俊人千葉県知事によるメッセージ放映、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」の参加を予定する。発表に使われたパネルは、閉会後に同店9階「滝の広場」に展示する。3月26日まで。
ファイナリストは、木更津高と安房拓心高、多古高、安房高、千城台高、大原高、幕張総合高、小金高、佐倉高(以上千葉県立)、翔凜高の各チーム。
大会を協賛するそごう千葉店の販売促進部で広報を担当する宮澤多香子さんは「これまでの会場はホールや会議室が多く、一般の方が見られることが少なかったと聞いている。初の千葉県大会は一般にも高校生たちの社会課題に対する思いを感じてもらえるように会場を提供した」と話す。
開催時間は13時~16時。