プレスリリース

【父の日】7割の父親が“昨年は何かしら労ってもらった”一番嬉しいのは家族からの「ありがとう」の言葉<キッズライン調査レポート>

リリース発行企業:株式会社キッズライン

情報提供:

全国で24時間スマホで呼べるベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」を運営する株式会社キッズライン(本社:港区六本木/代表取締役社長:経沢香保子)は、2025年5月17日(土)~5月25日(日)にかけて、0~17歳の子を持つ父親379人に「父の日」に関するアンケートを実施しました。その結果について、お伝えいたします。



要点
■昨年の父の日は「感謝の言葉」をもらった父親が48.3%
■過半数の父親が今年も「父の日に感謝を受け取りたい」
■家事育児の分担割合は父:母=3:7が多数。
■育児や家事に積極的な父親が増えている一方で「時には休みたい」本音も
■“ごほうび”は派手なサプライズよりも、肩の力が抜ける“静かなひととき”

??昨年の父の日「何かしら労ってもらった」父親は7割/4人に1人は「何もなかった」と回答



2024年の父の日に関する調査では、「昨年の父の日に何かしら労ってもらった」と感じた父親は全体の約7割(68.7%)にのぼりました。これは、「特に何もなく、普段通りの一日だった」(25.1%)と「覚えていない」(6.2%)を除いた結果です。中でも「家族から感謝の言葉をかけられた」と回答した人は48.3%と、半数近くに上り、プレゼントや外食などの“モノ”や“イベント”よりも、“言葉”で感謝を伝える家庭が多い傾向が見られました。一方で、「特に何もなく、普段通りの一日だった」と回答した人も25.1%と4人に1人に上り、自由記述では「父の日自体を意識していない (東京都・30代男性/子ども2人)」「気持ちだけで充分。特別な日だとは思わない。(愛知県・40代男性/子ども1人)」など、父の日を気に留めていない家庭も一定数存在することが明らかになりました。

??父の日には、過半数の父親が「感謝や労いを受け取りたい」と回答



「父の日に何かしらの労いや感謝の気持ちを受け取りたいと思うか」という質問に対し、「とてもそう思う」(13.9%)および「できれば何かしてもらえたら嬉しい」(41.8%)を選択した人の合計は55.7%となり、父親の過半数が何らかの形での労いや感謝を望んでいることが明らかになりました。一方で、「特に求めていない」とする回答も23.8%あり、父親の間でも「父の日」に対する考え方には幅があることがうかがえます。
??父親が「父の日」に望むのは「ありがとう」の言葉や家族との時間



また、前問の「父の日に何かしらの労いや感謝の気持ちを受け取りたいと思うか」で「父の日に何かしてもらえたら嬉しい」と回答した人に対し、具体的に何をしてもらえたら嬉しいかを尋ねたところ、最も多かったのは「『ありがとう』など感謝の言葉をもらいたい」(70.0%)で、7割に達しました。次いで「家族とゆっくり過ごしたい」(41.1%)、「手紙やメッセージをもらいたい」(37.8%)と続き、モノやイベントよりも、心のこもった言葉や時間の共有に価値を感じている父親が多い傾向が見られました。一方で、「自分ひとりで自由に過ごす時間がほしい」(15.6%)、「朝起こさずゆっくり寝かせてほしい」(15.0%)といった、“静的な休息”を求める声も一部見られました。
??感謝の言葉と、静かで温かな時間 父親たちが望むのは、肩肘張らない“日常のごほうび”
「父の日に、家族からどのようなことをしてもらえたら嬉しいか」という問いに寄せられた自由記述には、華やかな演出ではなく、“心と体をそっと整えられる時間”を望む声が多く見られました。肩の力を抜いて、家族とゆったり過ごしたい。そんな父親たちのリアルな願いをご紹介します。
〈父の日にしてもらえたら嬉しいこと〉
●特に特別なものはいらないが、感謝の言葉をもらえるとうれしい(千葉県・30代男性/子ども1人)
●子どもと釣りにいって自然を満喫できたらよいです。家族と一緒にリラックスできる時間を大切にしたり、写真をたくさんとって楽しい父の日にしていきたい。(神奈川県・30代男性/子ども1人)
●感謝の気持ちをメッセージで受け取りたい。家族と外食したい。(神奈川県・40代男性/子ども2人)
●朝は子どもの世話や仕事で起きずにゆっくり寝て、ひとりでカフェやマッサージに行って好きなものを食べて、夜は家族と外食したい。(東京都・40代男性/子ども1人)
●一人の時間を持って、運動したり、読書する時間が欲しい。(東京都・40代男性/子ども1人)

??家事育児の分担「自分ができているのは3割以下」と認識する父親が過半数/“半々”と答えた人は1割強



家事や育児について、父親自身が感じている「自分と家族との分担割合」をたずねたところ、「3:7」「2:8」「1:9」と答えた方が55.4%という結果となりました。また「0:10」という回答も4.5%となっています。一方、「5:5」と答えた方は13.5%で、「自分のほうが多めに担っている(6:4以上)」という回答は12.2%に留まりました。家事や育児の分担は家庭ごとにさまざまですが、半数以上の子育て家庭において「半分も担えていない」と自認する父親が多いことが、この結果から読み取れます。
??約7割の父親が「少し休みたい」と実感 家事育児に伴う“見えない疲労感”も



家事や育児に取り組む中で「少し休みたい」と感じることがあるかを尋ねたところ、「よく感じる」(27.7%)、「ときどき感じる」(47.8%)を合わせて、およそ7割以上の父親が家事育児に疲れや負担を実感していることが明らかになりました。「まったく感じない」と回答した人は7.4%にとどまり、共働きの中で家庭での役割が増加する中、母親だけでなく父親もまた家事育児の見えない疲労やプレッシャーを抱えている現状がうかがえます。
??「余白のない毎日に、休息を」仕事と家事育児に奮闘する父親たちの“休息”へのリアルな声
父親が家事や育児に取り組む中で実際に、どのような場面で「休みたい」と感じているか、具体的な声をまとめました。
●仕事と家庭でスケジュールがいっぱいで休みがとれない時や、職場での?壓忙期がつづき精神的にまいっている時(神奈川県・30代男性/子ども1人)
●家事は終わりがなく、サポートを依頼してもゼロには出来ない。 その日のするべきことが、その日に終わらせ午後はゆっくり出来る日があれば嬉しい。週に1日でもその様な日があると休めたと感じる。(佐賀県・40代男性/子ども5人)
●寝かしつけがうまくいかず、何度も起きる時。(福島県・40代男性/子ども2人)
●妻がつわりで寝込んでいて、自分が家事と育児を全てする時。(東京都・30代男性/子ども1人)
●夫婦2人だけの時間が欲しいと感じます。育児や仕事に不満はありません。(愛知県・20代男性/子ども2人)

■令和の父親は「家事育児を増やし、仕事時間を減らしたい」と思いつつ、ままならない現状の板挟みに
「令和4年度内閣府委託調査 新しいライフスタイル、新しい働き方を踏まえた男女共同参画推進に関する調査」では、令和の父親が家事育児の時間を増やし、仕事時間を減らしたいと考えている傾向があることが示されています。
また、「家族と遊んだりくつろいだりする時間」「自分のことに使う時間」については父親母親共に増やしたいと感じている方が多いことが分かります。

※内閣府『男女共同参画白書 令和5年版』特-45表(令和4年「令和4年度 新しいライフスタイル、新しい働き方を踏まえた男女共同参画推進に関する調査」より)
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r05/zentai/pdf/r05_tokusyu.pdf



このように、令和の父親は育児や家事への自身の関わりについて関心が高いことが分かる一方で、家計を担う責任から仕事時間を減らすことが現実的には叶わない状況が浮き彫りになっています。

??父の日は、頑張るお父さんに感謝を伝える機会に
今回の調査では、父の日に「モノ」や「特別なイベント」よりも、感謝の言葉や家族と過ごす穏やかな時間を望む父親が多いことが明らかになりました。

また、父親自身が家事や育児にもっと関わりたいと考えている一方で、仕事や時間的な制約との両立に難しさを感じている様子もうかがえました。こうした結果から、家庭内での役割に対する意欲と現実との間で、葛藤を抱える父親たちの姿が浮かび上がってきました。

家族を支えようと日々奮闘する父親に対して、「ありがとう」の一言や穏やかなひとときを贈ることが、何よりの励ましとなります。今年の父の日は、そんな父親たちの思いや努力にそっと寄り添う一日として過ごしてみてはいかがでしょうか。

■キッズラインとは



「キッズライン」は、スマートフォンから簡単に利用できるベビーシッターおよび家事代行のマッチングプラットフォームです。現在、全国47都道府県で活動するサポーターは4,500名以上(2025年2月現在)。利用者は事前にサポーターの詳細なプロフィールや口コミ評価を確認して、24時間オンラインで手配できます。
サービスに登録できるベビーシッターは、特定の資格や研修(※1)をクリアし、弊社の面接および研修に合格した者のみとなっています。
家事サポーターは、整理収納アドバイザー資格を有する方や飲食店勤務経験者、豊富な主婦経験を持つ方が選考を通過し、活動しています。
累計依頼件数は230万件を突破し、全国各地の自治体とも連携。法人経由では2,300社以上の従業員の方に、育児や家事のサポートをご利用いただいています。また、安心してサービスを利用いただくために「安心安全対策10箇条」(※2)を策定しています。
詳しくは、公式サイトをご覧ください。
サービスTOP|キッズライン
(※1)<該当する資格・研修>
保育士(保母は対象外)/看護師/准看護師/子育て支援員研修(地域保育コース)/家庭的保育者等研修/全国保育サービス協会(ACSA)認定ベビーシッター/全国保育サービス協会(ACSA)ベビーシッター養成研修+現任研修/全国保育サービス協会(ACSA)居宅訪問型基礎研修
(※2)キッズライン「安心安全対策10箇条」
https://kidsline.me/about/safety10

<キッズラインサポーターの活動エリア>
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■調査概要
・調査主体:株式会社キッズライン
・調査期間:2025年5月17日(土)~5月25日(日)
・調査対象:0~17歳の子を持つ父親379名
・調査方法:インターネット調査


?本プレスリリースのお問い合わせ先
株式会社キッズライン 広報担当
取材依頼フォーム:https://kidsline.me/corp/coverage/

■会社概要
株式会社キッズライン
代表者:経沢 香保子
事業内容:インターネットを使った女性支援事業、育児支援事業
所在地:東京都港区六本木5-2-3 マガジンハウス六本木ビル7F
https://kidsline.me/

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