リリース発行企業:一般社団法人プロティアン・キャリア協会
一般社団法人プロティアン・キャリア協会(東京都新宿区、代表理事:田中研之輔・有山徹、以下「当協会」)は、組織と個人のより良い関係構築と個人の主体的なキャリア開発を支援する団体です。このたび古屋星斗氏の新著「会社はあなたを育ててくれない」の出版記念イベントを2月5日(水)18:30~オフラインで開催しました。
当日は、一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事であり、プロティアン・キャリア協会アンバサダーも務める古屋星斗氏が登壇し、「可処分時間の使い方」や「エンタメがあふれる時代との向き合い方」に関するお話を中心に、キャリアに悩む若手社員の皆様はもちろんのこと、組織で若手を支える立場にある管理職や人事担当者の皆様にとって、自ら成長機会を創り出し、これからの働き方をデザインするヒントを得られる機会となりました。
◆イベント概要
≪日時≫2月5日(水)18:30-19:30
※終了後20:30まで交流会を開催(飲み物・軽食あり)
≪会場≫東京都中央区日本橋茅場町2-12-10 PMO EX日本橋茅場町1階 HUMAN FIRST SALON
≪ 登壇者≫
一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事/プロティアン・キャリア協会アンバサダー 古屋星斗氏
一般社団法人プロティアン・キャリア協会 CGO(最高事業成長責任者) 栗原和也
◆当日の様子
・可処分時間の使い方の重要性
近年の法改正、特に若手雇用促進法や働き方改革関連法の影響により、若手社員の労働時間が短縮され、有給休暇の取得率も向上しています。この変化は、個々の自由に使える時間、いわゆる「可処分時間」の増加をもたらしました。古屋氏は、この可処分時間の使い方がキャリア形成に大きな影響を与えることを強調しました。
「可処分時間の使い方がその人の成長に大きく影響する」古屋氏のこの言葉が示すように、自由に使える時間をどのように活用するかが、個人の成長やキャリアの発展に直結します。特に、キャリア形成を意識する若手社員にとって、可処分時間の使い方は極めて重要なテーマです。今後の社会では、主体的に学び、成長する姿勢がますます求められるようになることを示唆しました。
・エンタメがあふれる時代との向き合い方
私たちの周りには、NetflixやYouTubeなどの動画サイトやSNSなど、さまざまなエンターテインメントがあふれています。これらは日々私たちを誘惑し、つい時間を費やしてしまいがちです。古屋氏も「若者はエンタメを楽しんでいるときに罪悪感を感じることが多い」と指摘していました。
しかし、エンターテインメントは決して悪いものではなく、多くの学びを得る機会にもなります。映画やドラマを通じて異文化を知り、SNSを通じて最新のトレンドや情報をキャッチすることも可能です。むしろ、現代社会においてエンターテインメントは切っても切り離せない存在であり、完全に排除するのではなく、上手に付き合うことが求められます。
重要なのは、今自分がやるべきこととエンターテインメントとのバランスを取ることです。例えば、学習や仕事の時間を確保した上で、リフレッシュとしてエンタメを楽しむことで、心身の健康を保ちつつ効率よく成長することができます。また、エンタメを単なる娯楽として消費するのではなく、自分のキャリアや興味に結びつけて活用することも一つの方法です。楽しみながらも自分の成長につながる使い方を意識し、限りある可処分時間を有意義に活用していく重要性を学びました。
・イベントを終えて
今回のイベントを通じて、参加者各々が、日々の生活を見直す大切な機会を得ることができました。キャリアオーナーシップを持ち、主体的に自分らしく働くプロティアンキャリアを築いていくために、与えられた時間を有効に使いながら、自分らしさとは何かを考え、自分自身のキャリアを深く考えていくことの大切さを再認識させれれました。本イベントを通じて、多くの参加者が可処分時間の活用や、エンタメとの付き合い方について、改めて考えるきっかけを得たことは間違いありません。限りある時間をどう活かすかが、これからのキャリアの成功に直結すると言えるでしょう。
◆書籍:会社はあなたを育ててくれない~「機会」と「時間」をつくり出す働きかたのデザイン
・著者:古屋星斗
・概要(大和書房ー内容紹介より抜粋)
「成長の機会も時間も足りてない」「ロールモデルになる上司がいない」「我慢しててもチャンスを逃すだけで報われない」「まわりに差をつけられてる気がする」
若い社会人のみなさんがこうした不安を感じるのには、現代の仕事環境における、ある一つの特徴が背景にあります。それは、「会社はあなたを育ててくれない」
という事実です。「ゆるい職場」が広がる現在の労働社会は、働く個人にとっては“すべてが自分しだい”という、実はとてもシビアな環境でもあるのです。
本書は、漠とした不安や焦りを生み出している社会の状況や個人に求められている考え方や行動のありかたを可視化しながら、私たちがどのようにキャリア(働きかた、生きていきかた)をデザインし、具体的に思考しアクションを起こしていくべきかを、2000人を超える若い社会人への調査や各種最新データをもとに提示します。
若手の社員はもちろん、就活生や30-40代の中堅社員、また若手社員と相対する管理職層や経営職層にも必読の一冊です。
https://amzn.asia/d/0KKH0NP
◆登壇者プロフィール
一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事/プロティアン・キャリア協会アンバサダー
古屋 星斗氏
2011年一橋大学大学院 社会学研究科総合社会科学専攻修了。同年、経済産業省に入省。産業人材政策、投資ファンド創設、福島の復興・避難者の生活支援、政府成長戦略策定に携わる。2017年より現職。労働市場について分析するとともに、若年人材研究を専門とし、次世代社会のキャリア形成を研究する。
一般社団法人プロティアン・キャリア協会 CGO(最高事業成長責任者) 栗原 和也
2011年外資系総合ITサービス企業にシステムエンジニアとして新卒入社。総合商社向けの基幹システム開発、業務変革(BPR)プロジェクト等に参画。2017年に人事部へ異動。新卒採用担当として、年間50~300名のエンジニア採用をリード。延べ5,000名を超える学生との対話を実施し、企業・学生双方が納得できる採用の形を探求。2022年10月に独立し現職。主に法人向けのキャリア開発・組織開発支援に従事し、研修・セミナー講師としても登壇する。
◆今後開催のイベント:プロティアン・キャリア協会5周年記念 人的資本経営2025マニフェスト
申込みはこちら
《日時》2025年3月29日(土)13時00分~17時00分
第一部:13:00-14:00 第二部:14:10-17:00 第三部:17:15-17:45 懇親会:18:00-20:00
《会場》※ハイブリッド開催となります。
・オフライン:京橋エドグラン29F Incubation CANVAS Program
https://incubation-canvas.tokyo/access/
・オンライン:Zoom開催
《費用》
・現地参加 認定者1,000円、一般3,000円
・オンライン参加 無料
※懇親会への参加をご希望の方は、別途3,000円
《オフライン会場参加者限定!書籍プレゼント》
一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事 /4designs株式会社 代表取締役CEO 有山 徹の最新書籍「なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?限られた人生で後悔ない仕事をするための20の心得」をオフライン参加者限定でプレゼントいたします。
◆協会概要
正式名称:一般社団法人プロティアン・キャリア協会
所在地:東京都新宿区西新宿3-2-9新宿ワシントンホテルビル本館2F
事業概要:キャリア対話型組織開発支援サービス/個人向けキャリア支援サービス/認定資格制度運営
代表理事:田中 研之輔(法政大学キャリアデザイン学部 教授)/有山 徹 (4designs株式会社 代表取締役CEO)
設立年月:2020年3月
協会WEBサイト:https://protean-career.or.jp/
Twitter:https://twitter.com/officialprotean
Facebook:https://www.facebook.com/protean.fb
Linkdln:https://www.linkedin.com/company/72986319/admin/
note:https://note.com/protean