松戸市は令和4年度に実業家であり市内在住の?屋亮平(つちやりょうへい)氏よりドイツの名窯(めいよう)マイセン磁器152点の寄贈を受けました。?屋氏のコレクションは18世紀初頭のマイセン設立から現代までを網羅する非常に貴重なコレクションです。特に初期のマイセン磁器からは日本、ひいては東洋の美意識と西洋文化の交流、融合を垣間見ることができます。本展では寄贈を受けたコレクションの中から約38点を公開し、華麗なマイセン磁器の魅力をご紹介します。
また、関連事業としまして、マイセン磁器の歴史や魅力について、作品を観覧しながら専門家に解説していただくギャラリートークを開催するほか、ポーセラーツ (磁器に転写紙で絵柄をつける技法)が体験できるワークショップを行い、展示作品の背景に広がる豊かな世界に入るための糸口になるようなプログラムも用意しております。
展覧会概要
●会 期 令和7年2月1日(土)~令和7年3月9日(日)
●会 場 戸定歴史館 (松戸市松戸714-1)※駐車場あります
●会館時間 9 時30分~17時 (入館は16時30分まで)
※月曜休館(祝日の場合は開館し翌日休館。2月24日は開館し、翌25日休館)
●観 覧 料 一般300円(団体240円)、高校・大学生100 円(団体80円)
※団体は20名以上
※小中学生、身体障害者手帳、療育手帳または精神保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者(手帳の交付を受けている方1人につき1人)は無料。市内在住70才以上の人は一般団体料金と同額。
●出品点数 38点
●展示構成
ヨーロッパにおける磁器開発
I 東洋磁器への憧れ
II.ヨーロッパスタイルの確立 ―バロックからロココ様式へ
III.19世紀から現代
●関連事業
(1)ギャラリートーク
専門家が会場(展示室)で展覧会の見どころを解説します。
定 員 各回15名程度
参 加 費 無料 ※要展覧会チケット
参加方法 事前予約制(松戸市オンライン申請にて申し込み) ※応募多数の場合は抽選
所要時間 各回40分程度
日時・講師 1.令和7年2月9日(日)14時~
林 克彦氏(五島(ごとう)美術館学芸部長)
「東洋の陶磁器とマイセン」
2.令和7年2月15日(土)14時~
池田 まゆみ氏(北澤美術館主席学芸員)
「マイセンの魅力」
(2)ワークショップ
16cmのプレ―トに転写シールを使用して絵付け体験をします。
焼成した作品は後日着払いにて郵送します。
日 時 令和7年2月22日(土)14時~16時
場 所 松雲亭(戸定歴史が丘公園敷地内)
定 員 20名 ※松戸市在住の18才以上
参 加 費 2,200円(別途送料)
参加方法 事前予約制(松戸市オンライン申請にて申し込み)
※応募多数の場合は抽選
講 師 嶋野育代(しまのいくよ)氏(ポーセラーツサロンPuamana主宰)
●主 催 松戸市教育委員会
●後 援 JOBANアートライン協議会、北総線沿線地域活性化協議会
●協 力 新京成電鉄株式会社、流鉄株式会社