- 東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:喜? 陽一、以下「JR東日本」)は高輪ゲートウェイ駅直結・国内最大規模のエキマチ一体の街「TAKANAWA GATEWAY CITY」において、最先端のドローン活用シーンを体感できるイベント「JR東日本グループ ドローンDX CHAMPIONSHIP(以下「本イベント」)」を一般公開として開催いたします。
- 本イベントは、CalTa株式会社(代表取締役CEO:高津 徹、以下「CalTa」)、株式会社Liberaware(代表取締役:閔 弘圭、以下「Liberaware」)と共に、狭小空間での飛行に適した国産産業用ドローンIBIS2 Assistを用いたドローンレース大会やドローン操縦体験、最先端のドローン活用シーンを学べる職業体験・展示等の来場者にお楽しみいただける多様なコンテンツを展開します。
- ドローンレース大会ではJR東日本の点検業務でドローンを活用する部署や、IBIS2 Assistを業務で活用する企業が、部署・企業のプライドをかけて戦います。さらに、プロパイロットによるドローンレースのエキシビションを行い、狭小空間を駆け抜けるスリリングなパフォーマンスを繰り広げます。
1.開催概要
・イベント名:「JR東日本グループ ドローンDX CHAMPIONSHIP」
・開催日時:2025年6月7日(土)、6月8日(日)11:00~17:00
・開催場所:TAKANAWA GATEWAY CITY THE LINKPILLAR 1 地下2階
TAKANAWA GATEWAY Convention Center LINKPILLAR Hall A・B他
・一般観覧及びコンテンツ体験費用:無料・予約不要
・イベントURL:https://dronedxchampionship.com/
※混雑時、入場を制限する場合がございます。
※当日の天候、災害などによってイベント等は予告なく内容を変更または中止する場合があります。
※イベントが中止となった場合、その際の交通費、宿泊費等は負担できかねますのであらかじめご了承ください。
2.ドローンレース大会概要
パイロットが各企業・各部署のプライドをかけて戦う、業界最小クラスの国産ドローンを使用したオリジナリティのある2つの大会のレースを是非お楽しみください。
(1)レースコース
レースコースは、鉄道の駅をモチーフに設計します。ドローンが天井裏・床下空間をイメージした構造の中を巧みに飛行し、Suicaを実際の改札機にタッチしてゴールします。見慣れた駅の風景に、ドローンが飛び交う未来の都市像を重ねたコースです。
(2)大会種類と出場チーム
1.「JR東日本グループ Challenge Cup」(6月7日(土)13:30~17:00実施)
JR東日本の設備点検や工事設計業務等でドローンを活用する部署の4チームがトーナメント戦で競います。
2.JR東日本グループ presents「IBIS2 Master Cup」(6月8日(日)11:30~17:00実施)
IBIS2を業務で活用する、多様な業種の企業の8チームがトーナメント戦で競います。
【出場企業(順不同)】
・ソフトバンク株式会社
・東京電力ホールディングス株式会社
・新潟工科大学フィールドロボティクス研究室/株式会社アグリノーム研究所/九電ドローンサービス株式会社 合同チーム
・セントラル警備保障株式会社
・株式会社えきまちエナジークリエイト
・JR東日本コンサルタンツ株式会社
・JR東日本ビルテック株式会社
(3)使用ドローン紹介
名称:IBIS2 Assist
・20cm×20cm・243gの業界最小クラスの国産ドローン
・独自開発の飛行制御システムによって、壁面との衝突が予想される狭いスペースでも安定した飛行を実現
・独自開発の防塵構造モータや高感度カメラを搭載し、暗闇や粉塵、水滴等過酷な環境でも鮮明に映像を記録
・狭小空間に適したホバリングアシスト機能を搭載
(4)基本ルール概要
1.競技方式:
・1チーム3名/各レース2チーム対抗のトーナメント戦
・1レースあたり3回フライト、各回異なるメンバーが順番にフライト
・3回の合計フライト時間が短いチームが勝利
・レース内のミッション成功でフライト時間が減算されるタイムボーナス方式
2.制限時間:1フライトにつき5分または6分(大会種類ごとに異なる)
※ルールは、当日までに変更の可能性がございます。
3.同時開催プログラム概要
ドローンレース大会の他にも、ご来場のお客さまにドローンを身近に感じていただける体験プログラムもご用意しております。
(1)コースでドローンDXを体験しよう!職業体験プログラム
駅舎に見立てたコースを用いて、JR東日本の点検業務等を体験いただける、小学生向け職業体験プログラムを実施します。
・実施日時:6月7日(土)
1.11:00~11:30/2.11:30~12:00/3.12:00~12:30/4.12:30~13:00/5.16:00~16:30
・参加方法:予約不要
(混雑時は入場制限する場合があります)
・対 象:5歳~小学生
・実施場所:メイン会場
(2)IBIS2 Assist操縦体験
ドローンレース大会で使用し、鉄道インフラの点検現場等で実際に活躍している国産産業用小型ドローン「IBIS2 Assist」の操縦を体験できる特別ブースです。JR東日本グループでも導入されている機体であり、来場者が普段は目にすることのないプロフェッショナル向けドローンを、来場者ご自身の手で操作できる貴重な機会です。
こどもから大人まで安心して操縦いただけるよう、安全ネットを用いつつスタッフがサポートします。
・実施日時:両日 11:00~17:00
・参加方法:予約不要(混雑時は入場制限する場合があります)
・実施場所:体験会場1.
(3)ドローンの視点でまちを探索!TRANCITY体験
「TRANCITY」は、3Dモデルや点群データを、時間と位置情報に紐づけて可視化することで、インフラの状態や変化を見える化するデジタルツインプラットフォーム※です。JR東日本グループにおいても活用されています。
体験ブースでは、普段の街並みを舞台に3D空間内部をドローンの視点で探索し、街の“いつもとちょっと違うところ”を見つける中で、インフラの大切さや気づく力の面白さに触れていただけます。
・実施日時:両日
・参加方法:予約不要(混雑時は入場制限する場合があります)
・実施場所:体験会場1.
※デジタルツイン…現実空間で収集したデータを基に、現実空間を仮想空間に再現する技術
(4)とんでくぐって!マイクロドローンミニレース体験
10cm程度の小型ドローン(Tello)を操縦し、プロのようにゲートをくぐらせる体験コーナーを提供します。
・実施日時:両日 11:00~17:00
・参加方法:予約不要(混雑時は入場制限する場合があります)
・実施場所:体験会場2.
(5)お菓子を釣ろう!ドローン釣り
ドローンに取り付けた紐とマグネットでお菓子を釣るドローン釣りです。前後左右にドローンを動かして、ゲーム感覚でドローンの操縦を体験いただけます。
・実施日時:両日 11:00~17:00
・参加方法:予約不要(混雑時は入場制限する場合があります)
・実施場所:体験会場2.
(6)未来の鉄道点検「Project SPARROW」の展示
Project SPARROW は、鉄道現場における巡視をはじめとする様々な点検や災害時の施設の確認ができる自律型ドローンと、収集した情報を閲覧・分析できるデジタルツインプラットフォームを開発し、鉄道インフラ点検の安全性と生産性の向上を目指すプロジェクトです。
大阪・関西万博でも展示された、コンセプトドローン・ジオラマ・VR 体験など、来場者の皆様に Project SPARROW が創る未来を理解いただけるコンテンツを提供いたします。
・実施日時:両日 11:00~17:00
・実施場所:メイン会場
【参考】
<「TAKANAWA GATEWAY CITY」のまちづくり概要>
品川開発プロジェクトの一環として、江戸の玄関口としての役割を担った歴史的背景および国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、開発コンセプトに「Global Gateway」を掲げ、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として新たなビジネス・文化が生まれ続けるまちづくりに取り組んでいます。
そして、まちづくりを進める中で出土した高輪築堤は、国指定史跡の第7橋梁部および公園部の現地保存・公開(2027年度予定)に加え、信号機土台部の移築保存・公開や先端技術を活用した展示、街のランドスケープ等での保存・活用を通して、日本で初めて鉄道が走ったイノベーションの地としての記憶を、次の100年に継承していくことにより、地域の歴史的価値向上に努めていきます。
2025年3月27日には、THE LINKPILLAR 1が開業し、高輪ゲートウェイ駅が全面開業しました。その他の棟(THE LINKPILLAR 2・MoN Takanawa: The Museum of Narratives・TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE)および各棟周辺エリアは2026年春に開業します。
今後も続くTAKANAWA GATEWAY CITYおよび品川駅周辺エリア(品川駅北口駅改良・品川駅街区)のまちづくりと一体となった価値向上に向けて、品川開発プロジェクトを推進していきます。
公式ウェブサイト(https://www.takanawagateway-city.com)
〈CalTa株式会社について〉
CalTa株式会社は、デジタルツインプラットフォーム「TRANCITY」、三次元点群データの利活用をより手軽に低コストで実現可能な「CalTa M42」といったプロダクトの販売をはじめ、デジタル開発サービス、ドローン・ロボットでの現地映像取得サービスなど、様々なサービスを提供しています。お客さまの業務をさらに効率化し、より安全に、より快適にインフラマネジメントを行うことで、インフラ事業を持続的成長へと繋げます。CalTaはデジタルの力で、インフラ業界の発展、日本のみならず世界の活性化に貢献することで、人々の暮らしを豊かにしていきます。
会 社 名:CalTa株式会社
所 在 地:東京都港区高輪二丁目 18 番 10 号高輪泉岳寺駅前ビル 9 階
事業内容:デジタル化事業、現地映像取得事業
U R L:https://calta.co.jp
〈株式会社Liberawareについて〉
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、世界でも珍しい「狭くて、暗くて、危険な」かつ「屋内空間」の点検・計測に特化した世界最小級のドローン開発と、当該ドローンで収集した画像データを解析し顧客に提供するインフラ点検・維持管理ソリューションを行っております。弊社は、ビジョンでもある「見えないリスクを可視化する」ことに邁進し続け、人々に安全で平和な社会をお届けします。
会 社 名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
所 在 地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
事業内容:ドローン事業・デジタルツイン事業・ソリューション開発事業
U R L:https://liberaware.co.jp/