「旧清海小学校開放デー and誰でもビーチ!@鵜原(うばら)海岸」が10月30日、シェアキャンパス清海学園(勝浦市鵜原142)で開催される。
清海学園の管理会社「パクチー」(千葉市美浜区高洲)と主に検見川の浜など千葉市内で活動してきたNPO法人ユニバーサル・アクセス・デザイング(以下、UAD)(千葉市花見川区)が鵜原区まちづくりの会と協力し、2016(平成28)年に閉校した旧勝浦市立清海小学校の校舎活用と鵜原海岸を利用したイベントを用意する。
鵜原海岸では、特殊なマットを砂浜に敷き、車いすやベビーカーでも水辺に行くことができる環境を整備する。UAD副理事長の原田正隆さんは「今回初めて千葉市外で開催できることになった。海辺に限らず、誰もが行きたい場所に出掛けて、皆でいっしょに楽しむことができる、そんな千葉県にしたいという思いで活動をしている。ぜひマットを体験しに来てほしい」と話す。
体育館には卓球台を設置。校内は自由に見学できる。旧職員室前には、100年前の鵜原地区の写真や、同地区の祭り「八坂神社祭礼」の写真を展示する。校庭ではハーモニィセンター(渋谷区代々木)の協力の下、3頭のポニーと「ふれあい・乗馬会」を楽しめる。地元からは沖縄そば店「ダイニング清~さや~」(勝浦市守谷)が出店する。千葉と沖縄の食材を主に利用したそばを提供する。
イベントに先立って18日に地元住民16人が参加して学校清掃が行われた。まちづくりの会代表を務める照川三郎鵜原区長は「閉校になっても校舎が交流の場として活用され地域に残っていることがうれしい。清海小の卒業生も来てもらえれば」と笑顔を見せる。
開催時間は10時~15時30分。入場無料。雨天決行、荒天中止。問い合わせはパクチー(TEL 043-306-8456)まで。