千葉市図書館が7月30日、図書館にある本をインターネットで閲覧できる電子書籍サービスを開始した。
サービスの開始は、図書館サービスのさらなる利便性向上と「ウィズコロナ時代」への対応が目的。日常的に図書館を利用している人や、日中の来館が難しいビジネスパーソン、子育て・介護に携わる人などが、インターネット上で電子書籍を検索し、借りることができる。
電子書籍の冊数は約7,600冊で、児童書・絵本や育児書、小説・エッセイのほか、短時間で読み切れるビジネス書や料理・健康等の実用書、青空文庫などをジャンルを問わずにそろえる。
電子書籍サービス専用サイトには、千葉市ホームページ内の「千葉市電子書籍サービス」バナーから電子書籍専用のID・パスワードを入力するとログインできる。図書館利用カードを持っていれば、新たな手続きなしで利用できる。
利用カードの作成は、図書館窓口が受け付ける。署名用電子証明が有効なマイナンバーカードがあれば「ちば電子申請サービス」でも申し込むこともできる。
貸出点数は2冊以内。貸出期間は最長14日間。期間が終わると自動的に返却となる。