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熊谷俊人千葉市長が退任 セレモニーで感謝の言葉、市民に見送られ涙も

笑顔を見せる熊谷俊人千葉市長

笑顔を見せる熊谷俊人千葉市長

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 千葉市本庁舎1階の正面玄関ロビーで3月3日、熊谷俊人市長の退任セレモニーが行われた。

関係者に見送られ庁舎を後にする熊谷市長

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 熊谷市長は奈良県出身。2009(平成21)年6月に千葉市長選挙に立候補、31歳で当選。当時、全国最年少市長、政令指定都市では歴代最年少の市長となった。2013(平成25)年、2017(平成29)年に歴代最多得票数を更新して再選。現在3期目だが、明日4日告示の千葉県知事選に立候補することで任期を残して市政を離れた。

 セレモニーで熊谷市長は「12年間、誇れるような千葉市の施策をひとつひとつできた。職員の皆さんにやってもらったこと、教えていただいたことばかり。一緒に仕事をした思い出を一生忘れない。私の人生にとって千葉市がもっとも長い職場となった。30代のすべて、一番の青春の仕事だと思っている」と涙を見せた。

 熊谷市長は退庁する際に市職員や市民から花束が手渡され、拍手に包まれながら市役所を後にした。

 3月21日までは、鈴木達也副市長が千葉市長職務代理を務める。

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