千葉三越(千葉市中央区富士見)で現在、閉店セールに合わせ、シンボルの「ライオン像」装飾が行われている。
1984(昭和59)年に「ニューナラヤ」から「千葉三越」に改称しオープンした同店。売り上げ低迷を理由に3月20日で営業を終了する同店では現在、「ご愛顧感謝閉店セール」を行っており、衣料品、食品、食器類などの日替わり商品も用意している。
1階店舗入り口にある「ライオン像」は、衣装を身に着け、ライオンが話をしているかのように口元には吹き出し風のプレートを設置している。閉店までの日数を告げる関連企画として、千葉三越に関する思い出やライオン像の写真などをインスタグラムやツイッターに投稿する取り組みも行っている。
営業統括部担当者は「三越のコーポレートアイデンティティであるライオンを活用し、最後に面白いことができないかと企画した。吹き出しには千葉三越に関するマニアックなトリビアを掲出していく予定」と話す。
ライオン像には、三越のハッピを着せたり、台座に雪を積もらせ雪だるまを配置し背中にカニを背負わせたりして、来店客の目を楽しませている。現在は大漁旗をまとい、「顔だけのライオン像」についての吹き出しが。今後の衣装替えについて、同担当者は「基本的には催事に併せた何かをする。ライオンの衣装、コーディネートする小物など、楽しみにお待ちいただければ」と話す。
営業時間は10時~19時。3月20日まで。