千葉パルコ(千葉市中央区中央)で11月18日、「閉店セール最終売りつくし」が始まった。通常20時までの閉店時間を20時30分まで延長営業する。
11月30日に営業を終了する同店。1階にある閉店までの日数を告げるデジタルサイネージ(電子看板)は残り3日を指している。各店舗、最大90%引きで販売するほか、パルコ限定品の用意やノベルティーの配布など行っている。店舗前のワゴンセールは多くの人が集まりにぎわいを見せている。
同店横の銀座商店街や富士見商店街では「千葉パルコ40年間ありがとう」のフラッグを掲げ、2017年3月に閉店することを発表した三越百貨店千葉店も大通り沿いに感謝の懸垂幕を掲示した。
近隣にオフィスがある森田勝巳さんは「子どものころは家族でよく訪れた。東京に来たようなワクワクした気持ちを思い出す。最近は弁当や文具などを購入していて、とても便利だった。閉店することが信じられない気持ち。寂しくなる」と話した。
閉店日の19時からは、千葉パルコオリジナルポストカードセット(5枚1セット)を先着1000人に進呈。20時40分からは閉店セレモニーとして、公園口扉前で同館の上田昭二店長があいさつする。
営業時間は10時~20時30分。今月30日まで。