「BOTANICA MUSEUM(ボタニカミュージアム)」(千葉市美浜区高浜7)が4月3日、全面リニューアルを経てフルオープンした。
同施設は、稲毛海浜公園内にある旧「花の美術館」を前身とし、官民連携による公園再整備の一環で再生が進められてきた。2025年3月にフラワーアーティストHIKARU SEINO(セイノヒカル)さんのプロデュースで「BOTANICA MUSEUM」として再出発し、今回、展示の拡充や新エリアの開放などを経て全面オープンを迎えた。
今回のリニューアルでは、館内2階エリアを全面開放し、若手アーティストの展示や企業のポップアップなどにも活用できる空間として整備した。庭園の夜間ライトアップを開始し、昼とは異なる表情を楽しめる「ナイトミュージアム」を全営業日に導入する。ウエディング利用に対応した多目的空間も新設するなど、文化発信と滞在型利用の両立を図る。
館内では、コケやドライフラワーを用いたインスタレーション作品や、光と音を組み合わせた空間演出など、五感で体験できる展示を展開。HIKARU SEINOさんによる作品も手を加えてアップデートを行い、植物と光、空間が一体となった構成となっている。屋上庭園では植栽を再構成しワークショップを通して「植える・育てる・収穫する」場として参加型ガーデンを開く。
4月2日には関係者向けレセプションが開かれ、運営するワールドパークの西田譲社長が来場者を出迎えた。神谷俊一千葉市長は「展示にとどまらず、空間全体で花や緑の良さを感じられる独自性あふれる施設となった。市民はもちろん、市外から訪れる人にも千葉市の価値を伝える拠点にしていきたい」とあいさつ。プロデューサーのSEINOさんは「植物を『見るもの』から『感じるもの』へと変えることを意識した。空間全体で表現することで、訪れた人が自然と向き合い、心が動く体験をしてもらえたら」と話す。
開館時間は、昼=10時~17時、夜間=18時~22時(10月~3月は、昼は16時まで、夜は17時から)。入館料は、昼は、大人=1,000円、中学生未満=500円、夜間は、大人=2,000円、中学生未満=1,000円。月曜定休(祝日の場合は翌平日)。