社会課題を解決するアイデアコンテスト「SDGs QUEST(クエスト) みらい甲子園千葉県大会」ファイナルセレモニーが3月31日、そごう千葉店(千葉市中央区新町)で行われた。
「SDGs QUESTみらい甲子園」は、地球が直面する課題を高校生が探求し、発表する大会。気候変動、生態系保護、水、資源問題などの環境問題、世界の地域社会が抱える貧困、食料問題、格差社会、エシカル消費などSDGsの開発目標をテーマとする。初回は2020年8月、北海道・関西エリアの2大会が行われ、開催地を年々増やしてきた。
千葉県大会は2024年、県内の大学や企業から成る実行委員会が主体となって初開催した。3回目となる今年は85チームが参加。1次審査を通過した12チームがファイナルに進出した。各賞の審査は事前にオンラインで行われ、31日当日は各チームによる探求内容の要約発表と、最優秀賞など各賞の授賞式、参加する高校生同士の交流の場としてのワークショップが行われた。
授賞式には、審査員など関係者のほか、高校生を引率する学校関係者や家族などが出席し、高校生たちを見守った。
3回目の千葉県大会開催に当たり、実行委員長を務めた千葉商科大学学長補佐の橋本隆子さんは「活動が千葉に浸透してきた。切磋琢磨(せっさたくま)し、議論を重ね、学びを深めていってほしい」と高校生に呼びかけた。
受賞したのは、県立安房高校(SDGs QUESTアクションアイデア最優秀賞)、青山学院大学浦和ルーテル学院高校&大智学園高校&千葉商科大学付属高校(同優秀賞)、県立小金高校(JAグループ千葉賞)、県立千葉女子高校(トヨタ勝又グループ賞)、県立大原高校(そごう千葉店賞)、千葉商科大学付属高校(千葉銀行賞)。
審査員を務めたスターレット社長の三星千絵さんは「特に着目したのは、それぞれのプランが農業や漁業に携わる人々の話を聞き実情を知って考えられているかどうか」と話した。同じく審査員の日本スポーツツーリズム推進機構理事の利渉敏江さんは「活動は必ず千葉県の未来を変えていく」と高校生にエールを送った。