「だれもが遊べる広場」が3月30日、花島公園(千葉市花見川区花島町)にオープンした。
同広場は多様な特性を持つ子どもたちが一緒に遊べるのが特徴。2023年度から障害福祉団体や子ども会育成連絡会などがワークショップを通して整備箇所や設置する遊具の選定等を検討してきた。
広場には10種類の遊具を整備した。築山には3種類の滑り台とスロープを設置し、車いすの人も利用できるようにした。ブランコは姿勢を保つことが難しい子どもも遊べるように背もたれのある座面を備え、回転遊具ももたれながら回ることができるデザインを採用した。
遊具の周囲には転倒時の衝撃を和らげるゴムチップ舗装が施され、車いすでも通りやすい幅広の園路や日差しを和らげる日陰棚、周囲を囲む柵を整備するなど安全面にも配慮している。
この日、記念式典に出席した神谷俊一千葉市長は「子どもたちが互いの違いを認め合いながら、共に経験を育んでいける場となるよう整備した。この広場が笑顔あふれる場所として長く親しまれていくことを願っている」とあいさつ。ワークショップに参加してきた車いす利用者の淑徳大学の岩井阿礼教授は「障害を抱えている保護者も子どもと一緒に遊ぶことができる」と自身の体験を交えて祝辞を述べた。
式典終了後は、多くの子どもたちが新しい遊具に駆け寄り、遊ぶ姿が見られた。