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千葉県立美術館で「鉄絵銅彩」の技法使う神谷紀雄さん作陶展 未発表作品も

作品や展覧会について説明する神谷紀雄さん

作品や展覧会について説明する神谷紀雄さん

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 作陶展「鉄絵銅彩 神谷紀雄陶展春風陶花」が1月27日、千葉県立美術館(千葉市中央区中央港1)で始まった。

「鉄絵銅彩椿文大鉢」

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 千葉市を拠点に活動する作陶家である神谷紀雄さんの大規模な個展。皿、つぼ、大鉢などの作品を展示する。神谷さんは、酸化鉄によって表現する「鉄絵」と、還元炎焼成で赤に発色する銅の性質を利用した「銅彩」という2つの技法を使って作品を作っている。シュウカイドウ、ツバキ、ブドウなど身近にある植物を模様の題材とする。同館によると未発表の最新作約20点も展示するという。

 栃木県益子市出身の神谷さんは、横浜での生活を経て、1964(昭和39)年に千葉市に窯を築いた。現在は、千葉県美術会の会長、県内で活動する工芸作家を集めた「陶葉会」の代表などを務め、県内の美術振興にも貢献している。

 1月27日に行われたオープニングセレモニーで、同館の貝塚健館長は「『力まず、焦らず、留まらず』という神谷さんの言葉に敬意を抱いている。特に『とどまらない』というのは大切なこと。変わることを恐れない神谷さんの魅力を、作品を通して味わってもらえたら」と話す。

 神谷さんは「作品作りにおいて師匠や先輩のコピーは良くないとされるが、一番良くないのは自分のコピー。同じ物は作らず、新作は少しでも前に先に進んだ物でありたい。伝統は新しい物を生み出してこそ」と話していた。

 会期中、講演会、学芸員によるギャラリートーク、コンサートなど展覧会に関連したイベントを展開する。

 開館時間は9時~16時30分。入館料は、一般=500円、高大生=250円。

 4月5日まで。

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