笑って新年を迎える年末行事「千葉笑い(ちばわらい)」が12月31日、「海上山 千葉寺(かいじょうざん せんようじ)」(千葉市中央区千葉寺町)境内で行われる。
同行事は江戸中期、村人が面やほおかぶりをして、当時の権力者への不平不満を笑いに変え、一年の憂さを晴らしながら新年を迎えてきたと同寺に伝えられている。当日は、「呼び太鼓」演舞の後、自治会役員、地域住民、千葉市長が集まり行事を行う。
千葉寺青葉町自治会の秋元修身会長は「明治時代に一度途絶えたが、2010年に自治会役員主体で復活させた。演技は江戸時代の様子を再現した後、現代の問題を題材にする二部構成。大みそかに千葉寺へ来て、皆で大笑いして新年を迎えてほしい」と話す。
開催時間は13時30分~15時。