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そごう千葉店で被災した輪島塗工房の作品展示販売 制作続ける力に

そごう千葉店7階アートスペース

そごう千葉店7階アートスペース

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 輪島塗の復興を応援しようと企画された展示会「輪島塗大徹一門によるうるしの道展」が5月7日から、そごう千葉店(千葉市中央区新町)で開催される。

そごう千葉店

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 大徹八井漆器工房(石川県輪島市)は、1月1日に発生した能登半島地震で店舗と工場が被災した。展示会は、同工房などが手がける輪島塗作品の展示会を約20年にわたって毎年開催してきたそごう千葉店が企画。同工房の職人が在廊し、倒壊した倉庫から取り出すことができた箸、わん、盆などの作品を展示販売する。一部、きり箱を用意できない作品がある。

 「水道が復旧しない中で、給水車の水で被災作品の手入れができるようになったと聞き、今あるだけの作品を用意してもらい開催することになった」とそごう千葉店美術係長の小川里美さん。「輪島には、輪島塗の制作をこれから続けていくか迷っている工房もあると聞く。この販売会が続けるための力になれば」と話す。同工房は倒壊した工房に代わる場所を複数確保して4月中旬、職人による制作を再開したという。

 開催時間は10時~20時(最終日は16時まで)。5月13日まで。

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