男子バスケBリーグ所属チーム「アルティーリ千葉」のCEO、ヘッドコーチ、選手が9月28日、リーグ戦開幕を前に千葉市を表敬訪問した。
同チームは2020年に創設後、2021年にB3リーグに初参入、初年度でB2に昇格した。昨シーズンは東地区優勝のタイトルを獲得したが、プレーオフでB1昇格を逃した。
今回訪問した新居佳英CEO、アンドレ・レマニスヘッドコーチ、キャプテンの大塚裕土選手は、市庁舎1階で行われた歓迎セレモニー終了後、市長応接室で神谷俊一千葉市長と対面し、新シーズンへの意気込みを語った。
レマニスヘッドコーチは「地域とクラブのつながりをいろいろな場面で感じている。私たちは、強いチーム、勝てるチームを目指すのはもちろんだが、それ以上に『応援して良かった』と誇りを持ってもらえるチームとして成長していきたい」と話す。
大塚キャプテンは「昨シーズン、僕たちだけでなく見に来てくれた方々も悔しい思いをしたと思う。悔しさを共有できたことが、今となっては次に向かうエナジーになった。ミッションを達成することで、想像をはるかに超えるうれしさが生み出されるはず。そのゴールを目指して頑張っていく」と意気込む。
昨シーズンのプレーオフを観戦したという神谷市長は「第4クオーターで逆転した時の、ポートアリーナが割れてしまうような声援を覚えている。チームがB1に昇格してから応援するのではなく、B1のチームになるプロセスを共有したいという気持ちの大きな広がりを感じている」とエールを送った。
開幕戦は10月7日・8日、バンビシャス奈良戦。ホームアリーナの千葉ポートアリーナ(千葉市中央区問屋町)で行われる。