そごう千葉店ジュンヌ館(千葉市中央区新町)が8月31日、閉館となった。
同館は、そごう千葉店の別館で地下1階から地上4階までが専門店フロアで5階から上は駐車場。2017(平成29)年にはファッショだけでなく、卓球練習場やコワーキングスペース、ミニシアターなどを誘致して「コト発想」の体験型専門館を目指し改装に踏み切った。2019年10月には大型衣料品店を誘致して改装しフロアの半分をファッションスペースにした。
最終日のこの日、改装セールを行っている店ではレジに長蛇の列ができたが、大きな混乱はなかった。館内は閉館日を待たず閉店した店も多く、空きテナントも目立った。
4階のコワーキングスペース利用者の自営業の林國夫さんは「さまざまな雑貨やカフェなど本館と違う楽しさがあった。定期的に通っていたので閉館は寂しい」と話す。
閉館後の用途や再オープン日は未定。ジュンヌ館営業終了後も本館は営業を継続している。運営母体のセブン&アイ・ホールディングスは百貨店部門のそごう・西武の売却を発表している。