県立幕張海浜公園にある日本庭園見浜園（千葉市美浜区ひび野）で11月19日から、「見浜園灯ろうまつり～庭園ライトアップ～2016」が行われる。

園内から幕張方面を望む

　見浜園は、山や川、海、林などを表現した池泉回遊式庭園。紅葉した園内をライトアップし、日本の秋をゆっくり楽しんでもらおうと企画された。近隣の幼稚園児が作った手作り灯籠や入園門へ向かう石畳もライトアップ。和傘での演出や海浜幕張のホテルを背景にライトに照らされた紅葉が浮かび上がる。関連して、さまざまなイベントを開く。

　20日14時と18時30分の2回、「津軽三味線×カホンライブ」が行われる。南米由来のパーカッションと三味線の珍しい組み合わせを売りにしたユニット乱敏（らんびん）による演奏の後には、お茶と和菓子が楽しめる。23日14時からは「和菓子作り体験会」が開かれ、千葉の和菓子の老舗「虎谷」から練りきりの形成を学び、出来上がったものを茶室で抹茶とともに振る舞う。両日とも料金は1,500円。電話で申し込みが必要。

　26日は「松籟亭（しょうらいてい）ガイド」。普段は有料貸し出し制の茶室や広間をスタッフが案内する。27日は見浜園の見どころを案内する「ガイドウォーク」を実施する。

　期間中の開園時間は8時～19時（土曜・日曜・祝日は20時30分まで）。点灯は日没から。入園料は、大人＝100円、小中高生＝50円。11月27日まで。