JR京葉線稲毛海岸駅近くのコワーキングスペース「SHI TSU RAI(しつらい)」(千葉市美浜区高洲)が11月10日、2周年を迎えた。
仕事や勉強、趣味などに使える集中スペース。正面には四季が望める大きな窓があり、40坪ほどのスペースが広がる。席数は窓カウンター8席、テーブル30席。ドリンクバーが備え付けられ、ソフトドリンクやお茶、ホットコーヒーなどが利用できる。IHキッチンが設置され、コワーキングスペース利用のほか、イベント会場としても使われている。
同施設を運営するパクチー社長の坂本純子さんは「セミナーだけでなく、地域の方の結婚披露パーティーや謝恩会、子どものクリスマス会にも使われ、交流の場にもなっている」と話す。夜は、地元の酒販店とも組みワイン会なども行う。テーブルも分解して片付けられる仕様で、さまざまな用途に広くスペースを使える強みもアピールする。
19日19時からは「SHI TSU RAI感謝祭」と題し、利用者や地元の人を招き交流会を開く。2年を振り返り、これまで取り組んできたことなどを紹介する。
今後について、坂本さんは「イベントや地元というエッセンスを加え、コミュニティーやアイデアが生まれる場所になっている。SNSではなく実際に会って、人と人とがつながっていく重要性を感じた。集中して作業できる環境を提供していくことはもちろん、これからも皆さんの思いに応える空間でありたい」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~19時。料金は、月額会員=1万2,000円、ドロップイン2時間=500円、同1日=1,000円。月曜定休。