開館30周年企画展「ロックフェラー・コレクション 花鳥版画展 北斎、広重を中心に」が現在、千葉市美術館(千葉市中央区中央3)で開催されている。
アメリカ「ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン美術館」(以下、RISD)収蔵の「ロックフェラー・コレクション」約700点の中から、花や鳥をテーマにした浮世絵作品163点を紹介する同展。会場には、歌川広重「雪中椿に雀」「月に雁」、葛飾北斎「露草に鶏」、伊藤若冲「雌雄鵡図」などが並ぶ。
同館学芸員の田部井栞里さんは「これまで海外の美術館と積極的に交流を行ってきた中で、開館30周年記念企画の締めくくりとしてRISD収蔵品を紹介する。花鳥版画に魅了された収集家アビー・オルドリッチ・ロックフェラーのコレクションを通じて、江戸時代の日本の花と鳥の姿を楽しんでいただけたら」と話す。
同館では現在、関連企画として、「縁をつむぐ浮世絵 うるわしき摺物(すりもの)」展示を行っている。千葉市美術館所蔵の「摺物帖(すりものちょう)」と対(つい)になる「摺物」群をRISDが所蔵していることから企画した。江戸時代の彫りや刷りの高度な技術と、当時の美意識やこだわりを紹介する。
開催時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。月曜休館。入場料は、一般=1,800円、大学生=1,200円、高校生以下無料。3月1日まで。