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千葉・旧花の美術館がリニューアル ライトアップや市民作品の展示も

展示「BOTA H2」

展示「BOTA H2」

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 休館中だった植物園「花の美術館」(千葉市美浜区高浜7)が3月29日、「BOTANICA MUSEUM」(ボタニカミュージアム」としてリニューアルオープンした。

温室内を案内するフラワーアーティストのSEINO HIKARUさん

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 千葉市が官民連携でリニューアル事業に取り組んできた稲毛海浜公園敷地内にある同施設。2022年4月から、展示棟と温室から成る本館の営業を休止していた。

 運営管理を担当するワールドパークによるとリニューアルでは、「自然という奇跡を思い出す場所」をコンセプトに芸術性を高めたという。フラワーアーティストのSEINO HIKARU(セイノヒカル)さんがプロデュースを務めた。

 館内は、コケを使った「MOSSMOSS(モスモス)」や、ドライフラワーを使った「MIRACLE TREE(ミラクルツリー)」、自然界から生まれた音をモチーフとした「BOTA H2(ボタヘルツ)」など、人間の五感に働きかける展示や作品をしつらえた。夜間営業ではデジタル技術を生かしてライティングなどの演出を行う。

 館内では今後、セイノさんによる植物を使ったワークショップなどを予定している。セイノさんは「前庭の植栽は、ワークショップで作った作品を配置予定。市民と一緒に作っていきたい。自然を使った芸術を体感してもらえたら」と話す。

 開館時間は10時~16時。金曜・土曜・日曜は夜間も営業(17時~21時)。入館料は、中学生以上=1,000円(夜間は2,000円)、4歳以上=500円(同1,000円)。

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