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千葉ロッテ・新入団選手9人がかむ力を測定 スポーツ歯学も学ぶ

「噛む力測定会」に参加した新入団選手

「噛む力測定会」に参加した新入団選手

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 「ロッテ噛(か)む力測定会」が1月23日、千葉ロッテマリーンズ新入団選手を対象に行われた。

セミナーを受ける選手たち

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 東京歯科大学スポーツ歯学研究室の武田友孝客員教授を迎え、スポーツで「かむこと」がパフォーマンスに影響する重要性に関する講義と、かむ力と左右バランスの測定を行った。

 測定したのは、2024年ドラフトで入団した、西川史礁(みしょう)選手、宮崎竜成選手、一條力真投手、坂井遼(はる)投手、廣池康志郎投手、立松由宇選手、育成選手の谷村剛選手、茨木佑太投手、長島幸佑投手の9人。

 講義では武田教授が「かむ力は瞬発力につながる。いつかみしめるかがスポーツにとっては重要。十分にかめる歯が大事になる」と指導。虫歯や歯周病など口腔(こうくう)衛生についても解説した。

 選手はプレートをかみしめて、かむ力と左右差を測定。武田教授は「かむトレーニングしていこう」「バランスはいい」と声をかけた。廣池選手が高い数値を上げると選手からも「強い」と感嘆の声が上がった。

 測定会後、インタビューに応じたドラフト4位の千葉県富里市出身の坂井選手は「口内の重要性を知った。かむ力を強くしたい」と話す。キャンプに向け、抱負を問われると「プロとしてまだ未熟な部分がある、けががないよう体を作り、先発ローテーションに入れる投手になりたい」と話していた。

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