空間活用イベント「センシティガーデンKUTSUROGIBA(くつろぎば)」が10月26日・27日、センシティ(千葉市中央区新町)で開かれる。
千葉市とそごう千葉店が連携した「公共空間を有効活用した居心地よい空間づくり」の実証実験。第10回目の今回は、飲食店「トレジャーリバーブックカフェ」(登戸1)店主の宝川紘司さんが進める「to TOWN project(トゥタウンプロジェクト)」とのコラボレーションで「本」をテーマに行う。
そごう千葉店の「プレイスメイキングプロジェクト」リーダーの小島進一さんは、「継続してきた結果、活動に参加してくれるプレーヤーが増え、地域の新たなつながりが生まれてきた」と話す。
期間中、古書、個人やグループが制作する小冊子・ZINEを販売するエリア、紙をテーマにしたワークショップを展開するエリアを設け、それぞれに関連する団体・店が出店する。読書シーンに合わせたフードやドリンクを提供する店も出店する。会場では、「普段会わない人々の思いを一枚の紙に集結させる」という発想から、千葉の街並みを表現したロール紙を設置し、スタンプやペンを使って自由に絵を書いてもらう。
宝川さんは「ペーパーレスの便利な時代になったが、アナログである紙を所有し、触り、使い、加工することの魅力も伝え続けたいと考えた」と話す。
開催時間は11時~17時。