ポケモンゲームの世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2024」日本代表メンバーの大田朔也(さくや)さんが10月11日、優勝報告のため千葉市を表敬訪問した。
現在千葉市立宮崎小学校6年生の大田さんは2024年8月16日~18日、アメリカ・ハワイ州ホノルルで行われた「ポケモンワールドチャンピオンシップス2024」のカードゲーム部門ジュニアディビジョンに出場し、優勝を果たした。大田さんはこの日、神谷俊一千葉市長と対面し、優勝報告とこれからの意気込みを語った。
同大会のカードゲーム部門に出場するには、年間通して行う公式試合で勝利することで獲得できる「チャンピオンシップポイント(CSP)」を貯めプレーヤーランキングで上位になるほか、「大型大会」で上位入賞することが条件となる。
大田さんは今回の世界大会を振り返り、「ハワイは空気が違った。緊張したが、これで決まると思うとワクワクが大きかった。(優勝時は)冷静に優勝しちゃったという気持ちだった」と笑顔を見せる。神谷市長は「千葉市で学ぶ学生が日本と世界で活躍されていることを誇りに思う。千葉市民も元気になる。一層の活躍を祈念する」と話した。
大田さんはこれまで、地元千葉での試合や父・能孝さんと平日の朝や休日に試合するなどの練習を重ねてきたという。「(ポケモンカードの魅力は)一つのことに集中できること、人との関わりがどんどん増えていくこと」と大田さん。来年のシード権は獲得済み。市長に目標を問われた大田さんは「初の連覇です」と意気込む。
2025年の世界大会はアメリカ・カリフォルニア州アナハイムで開催される。