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千葉市郷土博物館、改装のため1年休館 千葉のあゆみを学ぶ拠点へ

千葉市立郷土博物館

千葉市立郷土博物館

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 千葉市立郷土博物館(千葉市中央区亥鼻1)が9月30日、リニューアルのため休館する。

郷土博物館入口

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 1967(昭和42)年4月に市観光課管轄の「千葉市郷土館」としてオープンした同館。歴史・民俗系の展示物拡充、プラネタリウム設置などを経て、2010(平成22)年4月、近代・現代展示室を開設。現在の形となった。

 今回のリニューアルのコンセプト は「郷土千葉のあゆみ、そのダイナミズム(躍動感ある変遷)がわかる」。2026年の千葉開府900年事業に向け、開府の祖とされる千葉氏をはじめとする郷土の歴史を古代から近現代まで幅広く学べる拠点とするため、展示の全面リニューアルを行う。

 同館によると、これまで特別展・企画展を開催する際、常設展の展示物を撤去しなければならなかった不合理を解消するため、特別展示室を新設するほか、時代の移り変わりを実感できる見学の動線にも配慮するという。

 館外で行う公開講座や各種刊行物発行などについては、休館中も継続して行う。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。入場無料。9月30日まで。改装期間は2025年秋までを予定している。

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