「国際コーヒーの日」フェアトレードイベントが10月1日、千葉市役所庁舎(千葉市中央区千葉港1)で開催される。
コーヒーを主な商品としたフェアトレードを通じて、世界の国や人々にどう貢献できるかを市民に考えてもらおうと企画した。千葉市内のコーヒー取扱店が参加し、コーヒーの飲み比べ、オーガニック原料を使った菓子やフェアトレード雑貨の販売を行う。会場では、千葉市のフェアトレード活動も紹介する。
「国際コーヒーの日」は2014(平成26)年、国際コーヒー機関理事会が10月1日と定めた。秋・冬季にコーヒーの需要が高まることから1983(昭和58)年に全日本コーヒー協会が定めた「コーヒーの日」が発祥。
千葉市内のコーヒー店では同イベントに先立ち、7月26日~8月11日のオリンピック、8月28日~9月8日のパラリンピック開催期間に、「コーヒー総選挙」を行う。インドネシア、エチオピア、ケニア、コロンビア、スリランカ、タンザニア、ブラジル、ペルーなど主要コーヒー生産地でとれたコーヒー豆を使ったコーヒーから客がお気に入りを選び投票を行う。
「総選挙」を主催する「軒先珈琲(コーヒー)」©イベント担当者は「世界中の国や人を身近に感じられるオリンピックとパラリンピックの開催に合わせて、10月1日のイベントに向けた機運を高めていきたい。千葉市内の多くのコーヒー店に参加してほしい」と話す。
開催時間は11時~19時。