千葉みなとの魅力を発信する情報サイト「ちばみなと.jp(ちばみなとジェイピー)」が、地域活性に活用できるキャラクターデータ「ドキドキポート!チバミナコちゃん」を無償で提供している。
同サイトは「Let's!サブカルポート」をスローガンに、千葉みなと駅近隣地域の魅力を発信することを目的に今年4月に開設されたサイト。地元のサイト企画制作会社「せひら」が運営している。
担当した平澤誠治さんは「千葉みなとは水や緑に癒やされる公園が豊富で、旅客船ターミナルやレストランもありながら、一方で巨大コンビナートや団地群・貨物列車の通過など、マニア心をくすぐるサブカルな魅力も秘めている。魅力を伝えるアイコンとして『チバミナコちゃん』を誕生させた」と意気込む。
「チバミナコちゃん」は、観光スポットである千葉ポートタワーや、近年マリンレジャーとして知名度が上がっている「フライボード」などの名物を衣装デザインに模した。キャラクターの使用が広く開放されることで、近隣地域の住人や店舗に愛着を持ってもらいながら、対外的にアピールに利用し、インバウンドへの活用も期待するという。
平澤さんは「紙に印刷して塗り絵ができるデータも配布している。例えば、飲食店の待ち時間などで地域のお子さんに楽しんでいただき、地元愛を育むきっかけにもなれば」と笑顔を見せる。