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千葉・子安神社で「湯立神楽祭」 一年の無病息災願い湯を振り掛け

神楽の奉納(以前の様子)

神楽の奉納(以前の様子)

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 子安神社(千葉市花見川区畑町)で2月28日、「湯立神楽(ゆだてかぐら)祭」が行われる。

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 室町時代に始まったといわれ、神前に大釜を据えて湯を沸かし、神主が熊笹を浸した湯を参拝者に振り掛け、一年の無病息災を願う同祭。

 同日、神楽殿では「十二座神楽」奉納も行う。同神楽は、5月の「子安神社講社祭」、10月の「例祭」、2月の「節分祭」「湯立祭」と、年4回行われ、貴重な民俗芸能として畑町子安神社神楽連が伝承している。

 安産や子宝にご利益があるとされる同神社。桓武天皇の延暦年間(782~806年)ごろ、豪族によって作られた「子安古墳」を御神体としたことが始まりとされ、本殿裏に円墳を見ることができる。

 開催時間は、神楽=15時、湯立ての神事=17時。

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