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千葉市動物公園で意見交換会 オープンデータの活用に向けたプレイベント

石田園長を中心に集合写真を撮る参加者

石田園長を中心に集合写真を撮る参加者

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 千葉市動物公園(千葉市若葉区源町)動物科学館で1月15日、IODD(インターナショナルオープンデータデイ)に向けたプレイベント「動物公園をHACKする!」が行われた。主催は、県内でオープンデータ推進を目的に活動する市民有志の団体「オープン!ちば」。

青空広がる園内

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 IODDは、世界中の国や都市などの公共機関が取り組んでいるオープンデータ政策を支援し、誰もが自由に使うことができるデータの利用を促進するためのイベントを世界で同日開催するもの。今年は千葉市動物公園をテーマに、園の抱える悩みの解決や来園者としての魅力向上などに向け、知恵を出し成果物を作る。

 プレイベントには、同施設園長石田おさむさんをはじめ、同施設職員、市職員、エンジニア、ライター、小学生ほか、さまざまな立場の人が参加。各自園内を回り、昼過ぎに集合。園長から話を聞き、グループに分かれて意見交換を行い、アイデアを発表した。

 石田園長は「動物は多様で、いろいろと種類の違ったものがある。来園者に一つの価値観にこだわらない視点を伝えられる施設でありたい。子育て世代にとっても、安全で安心の場だということも伝えていけたら」と話した。園内の取り組みや計画が紹介され、エンリッチメント(動物福祉)の観点の話に及ぶと、参加者からは「面白い」「知らなかった」と声が上った。

 話し合いの後、「ガチャガチャがあったらいい」「園内の地図やコースを分かりやすくできたら」「動物の写真を活用したい」など、意見が活発に交換された。

 アイデアを実現するための本イベント「IODD2017@千葉」 は、3月4日に千葉市内で開かれる予定。

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